こんにちは咲雨です。DMMの予告不具合でDMMでの販売本数が期待できない事になっていたのですが、それでもアンジェラス★ドミナンス配信から10日で300本達成です。ありがとうございます。やっぱり淫紋ネタは強いのかも。淫紋、淫魔、悪堕ち、催眠、というキーワードは強いみたいですね。ご要望が有れば定期的に作ろうかな。

今まで食わず嫌いだった魔法少女モノを最近勉強しています。中でも近年岡田斗司夫さんなどに評価され人気も高い魔法少女まどか★マギカを見ました。アマゾンプライム有り難い。劇場版は見てませんが、ちょっとだけ感想書きます。言い回しや理論立てが私と似ていて…別の意味でも楽しめましたね。笑 ただ根幹となる宇宙理論がビッグバン理論なので間違ってますね。ネタバレになるのかな…つまり宇宙に満ちているエネルギーは時間と共に消耗されるって概念は行き着く先がビッグバン→ビッグクランチ理論なんですよね。この説で行くと宇宙は膨張しやがて特異点に達して収縮し消滅する。これを繰り返すと言うのが簡単なビッグバン理論の骨子。もう30年位前の説です。消耗する宇宙の寿命を延ばすために宇宙の彼方の人々が地球人の女の子に一縷の望みを託すって…この部分ついてけなかったな。笑 インキュベーターが膨大な魔女のエネルギーを集めて宇宙の寿命を延ばすって…ムリクリな内容です。この根幹部分をもっと分かりやすい物にして欲しかった。まどマギもシュタゲも持ってくるSFのソースが古いんですよね。アカデミズムからズレてネタ持ってくるのはいいんだけどさ、もう既にオワコンなネタから広げていくのはかなり無理がある。SFが廃れるきっかけとなったのはやはり量子論の登場でしょうね。25年位前だったでしょうか…無から有が生まれるって概念が登場し、物質界の成り立ちはそれまでと一変してしまいました。宇宙の存在自体が変わってしまった。宇宙論の今までの概念では、何かを説明するために新たな概念を産んで補完し続けてきた。例えば光ですが、光は宇宙空間を無尽蔵に飛び交っています。しかも今見ている光は何光年~何万光年前の光。この宇宙を満たす大量の光は計算すると本来宇宙はもっと明るいはずなんですよ。でも夜って暗いですよね。これがアカデミズム内では説明できないんです。だから実際には存在しないダークマターという概念で補おうとする。存在しない物質が光を吸収しているって説明する。極めてナンセンス。これを量子論で片付けるならば、マイナスの光で中和するって事になるんですよね。

最新の宇宙論だと原子も電子も存在しなくて最小単位はブラックホールが存在すると仮定する。量子論では真空は無(ム)では無いんだそうです。更に言うならば一立方センチの真空空間の中には宇宙全体で数十億あると言う銀河をスッポリと入れられるほどのスペースがある事も徐々に分かってきました。たかだか角砂糖1つの中に全宇宙を100澗(10の39乗=100,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000)個分も入れちゃえるスペースが有るんだそう。気が遠くなりますね。つまり今ある宇宙の形は増えも減りもしない状態で、現象が存在し続けている総量は変わらない事になる訳です。そして現象は量子論では単なる波でしかない。

もしまどマギの世界の宇宙人が存在するとするならば、今現在の地球の科学力よりそうとう劣った奴でしょうね。そして宇宙の本質を知らないで呪いをまき散らす厄介な存在です。別の宇宙人に倒されてしかるべきでしょう。

という所で魔女の存在理由は必要なくなったのですが…お話の作りとかテーマとかはとても面白く興味深く
楽しませて頂きました。この程度のSFだと海外で通用しませんから……アニメ版ゴジラの設定が心配だな。

どうでもいい話(^^;) 咲雨でした。